起案から6カ月でNPO法人を設立した諸手続きのまとめ

会社を辞めて、プロコーチ&WEB講師として活動し始めて3年半が立ったころ、急に思い立ったのがNPO法人の設立でした。

手続きが多くて大変というイメージのNPO法人ですが、実質的な準備期間は2カ月で設立ができました!

知ってしまうとメリットの多いNPO法人。設立までの道のりをご紹介します。

NPOとは何ぞやを知る。(NPO設立までに知っておくこと)

自分でNPO法人を立ち上げようと考える2年ほど前から、別のNPO法人で運営を手伝っていた経験があります。

一時は中心メンバーとして、予算立てや総括も行っていたので、「NPO法人とは何ぞや」を経験の中で理解していました。

NPO法人は、準備書類の手続きなどが大変というイメージがありますが、書類準備だけでかなりのメリットがあるのでお得だと思っています!

NPO法人って何?どう使えるの?という具体的なことがわかる本という点で、次の2冊は参考になりました。

NPO法人でビジネスを立ち上げたい方、ぜひ参考にしてみてくださいね。

NPO設立までの事務的な流れを把握する

NPO法人の設立は各都道府県(所轄庁)ごとに申請受付をしています。

「NPO設立 ○○」とご自分の都道府県で検索をしてみれば、すぐに情報が見つかるはずです。

私のNPOの所在地は京都市になるので、こちらに書類などの情報がすべて載っています。

参考 NPO法人京都市情報館

NPO法人設立までの大きな流れは、以下の通り。

  1. 設立のための書類ダウンロード・記入
    とりあえず、記入してみると、必要なものが分かりますよね。
  2. 事前相談(受付窓口かNPOセンターなど)
    実際の申請の前に一度相談に行くと間違いがないです。京都では「市民活動総合センター」で設立の相談ができました。
  3. 設立総会
     はじめの総会が必要です。議事録(押印あり)の作成が必要なので、書類が間違っているとあとから修正ができません。書類の中身がしっかり固まってから総会を開きましょう。
  4. 書類の仕上げ
    提出のための書類の最終仕上げ。ハンコを押す場面がいくつかあります。「前の書類と判子が違います」ということにならないようにお気を付けください。(私はやりましたw)
  5. 提出ののち縦覧
    提出後、市民のみなさまに向けた縦覧期間。行政側での書類チェックも行われていきます。
  6. 認証と登記
    縦覧が終わり、無事に認証がおりれば、設立登記をして完了です。登記完了の報告書をお忘れなく。
縦覧&審査に3カ月(以前は4カ月)ほどかかり、不備があると出し戻しでかなり時間がとられます

NPOセンターなど各都道府県でサポートがあるので、事前にどれだけ書類を詰められるかがポイントですね。(縦覧期間は何もすることがないので、完全に「待ち」です。)

設立の目的を事業を明確にする

流れが分かったところで、一番大事なポイント。事業とその目的。

NPO法人も、一つの事業の形にすぎません。何のために、何をするのかを明確にすればするほど、書類も書きやすくなるし、仲間も募りやすくなります。

私の場合は、思い立ってすぐ設立に向かったので、事業を練る期間が本当に短かったです。

理想を言えば、手伝ってくれる仲間と一緒に時間をかけて練りたいところですね。

仲間を募る

NPO法人の設立には、10人の社員(メンバー)が必要です。

逆に言うと、自分を除いて、残り9人の支援者がいれば設立が可能です。

社員は総会の議決権を持つメンバー。極端なことを言うと、年に一度NPO活動についての会議に参加してくれる友人が9名いたら設立が可能です。

9人くらいって考えると、ぐっとハードルが低くなりませんか?

設立後ゆっくり活動を拡げて活動メンバーを増やしていってもOK。そう考えて最初は仲の良い友人に声をかけて行きました。

また、NPOには理事や監事という役員が必要です。

別に役員となっても大きな責任が出るわけではないので、最初は気軽にお願いしても良いのでは?と思います。

仲間が集まったら、決起集会として設立総会を開きます。書類上必要な形式的なことにプラスして、想いを伝える場になると気持ちよくスタートができるのではないでしょうか。

一気に書類を仕上げる

最後、必要な書類をそろえて、いざ提出!です。形式はきまっているし、記載例もあるので、あとは揃えるだけ。

事業と目的さえしっかり作れれば、用意する資料は基本的なもののみです。

しかも毎年ほぼ同じ形式で報告などを行っていくことになるので、最初に自分でつくって慣れておくといいですよ。

NPOの設立、代行などもありますが、基本的な事務スキルがあれば、自分でできますよ!